iPhone6は発売が2014年9月とかなり古いのでいつまで使えるのか不安です。古いこともあって色々と支障が出てきているのも事実。
それでもまだ現役で使っている人もいれば、中古で安く買おうとしている人もいるのではないでしょうか。
iPhone6の現状をまとめると次のようになります。
- 最新iOSへのアップデートは終了
- セキュリティアップデートは継続して更新中
- Apple storeや正規サービスプロバイダでの修理可能
現状を踏まえていつまで使えるかというと次のような感じです。
- 携帯会社との契約で使えなくなることは今のところない
- 普段使いには動作などに支障が出ていて使いにくいことがある
- wi-fi環境下でYouTubeやゲームなどに限定して使う分には問題ない
iOSの更新情報やサポート情報についてさらに詳しくまとめましたので参考にしてみてください。
- iPhone6のiOSアップデートはいつまでできるの?
- iPhone6の修理はいつまで受けられるの?
- サポート対象外になるとiPhone6本体が使えなくなるの?
- iPhone6を実際に使っていて気になるところは?
- iPhone6技術仕様
- iPhone6の後継はiPhoneSEがおすすめ
- まとめ
iPhone6のiOSアップデートはいつまでできるの?
iPhone6は残念ながら最新iOSへのアップデートは2019年の時点で終了し、iOS12で止まったままです。
すでにアプリの中にはサポートされないものやインストール自体できないものも出てきています。
例えばcocoa(新型コロナ接触確認アプリ)は、動作条件がiOS13.5以上なのでiPhone6ではインストールさえできません…。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application|厚生労働省
ただし、最新iOSへのアップデートはなくても「セキュリティアップデート」というセキュリティ対策の更新は現在も行われています。
※2021.4.26現在のiPhone6最新OSバージョン。セキュリティアップデートは継続的に行われています。
安全に使っていくためにもセキュリティアップデート必ずしておきたいですね。
- iPhone6最新iOSへのアップデートは2019年終了(iOS12まで)
- iPhone6のセキュリティアップデートは現在も継続中
Apple公式の最新のセキュリティアップデート情報はこちら↓
Apple セキュリティアップデート - Apple サポート
iPhone6の修理はいつまで受けられるの?
家電のように年月が経つと正規の修理サービスが終了してしまうのはiPhoneも同じ。
Apple製品は製造中止から5年を過ぎるとヴィンテージ製品とオブソリート製品に分類され、基本的には正規の修理サービスがなくなります。
- ヴィンテージ製品・・・販売中止から 5 年以上 7 年未満の製品
- オブソリート製品・・・販売中止から 7 年以上が経過した製品
iPhone6はまだ正規の修理サービス対象になっているのでひと安心。
iPhone5sまでは修理対象のリストに掲載されています。iPhone5、5c以前のものはもうリストにないので正規の修理を受けられません。(ヴィンテージ製品のリストに掲載されています。)
iPhone6も近いうちに正規の修理ができなくなりそうですね…。
修理でバッテリー交換してもらうと結構動作が復活します。まだまだ現役で使うことを考えている人は今のうちに行っておくのがいいかもしれません。
Apple公式のヴィンテージ製品とオブソリート製品情報はこちら↓
保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける - Apple サポート
サポート対象外になるとiPhone6本体が使えなくなるの?
iOSのアップデートや正規の修理サービスなどAppleからのサポートが受けられなくなったからといって、iPhone6本体が使えなくなるわけではありません。
格安SIMのmineoとLINEモバイルでどれくらい古いiPhoneまで動作保証しているか調べてみると、iPhone5がまだ使えます。
携帯会社と契約しなくても、例えば自宅のwi-fiでネットワークに繋がっていれば動画も見ることができますし、ゲームもできます。(iOSが古いので出来ないものもあります。)
自宅をwi-fi環境にする方法についてわからない人はこちらの記事を参考にしてみてください。
- 携帯会社と契約しなくてもwi-fiにつなげば動画を見ることができゲームもできる
iPhone6を実際に使っていて気になるところは?
僕が実際にiPhone6を使っていて気になっている点を挙げておきます。
【残念なところ】
・アプリの起動に時間がかかる
LINEやTwitterの起動に20秒かかって立ち上がったと思ったら落ちる事もあります。
・16GBの容量はきつい
何をするにも窮屈です。この前は車でAmazon musicを聞こうと思ったら容量が足りませんと言われ繋げてもらえず、泣きながら運転しました。セキュリティアップデートも空き容量がなくてできないことがよくあります。(その都度、写真やアプリを消して対応・・・。)
・iOSが最新ではない
サポート対象外になっているものやそもそもインストールできないものもあります。
・防水仕様ではない
僕のiPhone6は2台目。1台目は海で水没させてダメにしました。お風呂でYouTubeを見るなどということはやめましょう。
【良いところ】
・サイズがちょうどいい
ズボンのポケットにスッと入って、しゃがんでも気にならない大きさです。
iPhone6技術仕様
参考までにiPhone6の技術仕様を簡単にまとめておきます。
iPhone6のスペック
仕様 | iPhone6 |
高さ | 138.1mm |
幅 | 67mm |
奥行き | 6.9mm |
重量 | 129g |
容量 | 16/32/64/128GB |
ディスプレイ | Retina HDディスプレイ |
チップ | A8 |
カメラ | (in)1.2メガピクセル (out)8メガピクセル |
技術仕様の詳細はAppleの公式サイトを参考にしてください。
Apple公式のiPhone6技術仕様はこちら↓
iPhone6の後継はiPhoneSEがおすすめ
iPhoneSEはiPhone6と比べてもサイズやディスプレイなど見た目や持った感じがほとんど変わりません。真新しさは逆にありませんが、何より安くてこの性能なのでおすすめです。
僕はiPhone6を長く使ってきて限界を感じ始めたので、iPhoneSEに買い替えました。
iPhoneSEのレビュー記事を書いたのでぜひ読んでみてください。
まとめ
普段よく使うアプリがスムーズにできないので僕自身は結構なストレスになっています。
今から選ぶのであれば普段使いにはおすすめしません。
例えば子供のユーチューブ視聴用にするなど用途を限定するならまだまだ使えると思います。(我が家では3歳児のための動画専用に使っています。)
ゲーム限定で使用するのもありですが、ポケモンGOなどiOSが対応しなくなっているものもあるので確認しておく必要があります。
今も使っている人にはストレスを感じることも多いと思いますが、セキュリティアップデートは行われており安全に使うことはできます。
また長年使っているとバッテリーがダメになっていることも多いですが、まだApple Storeやサービスプロバイダでバッテリー交換ができます。
ということで改めて下記にまとめておきます。
- 最新iOSへのアップデートは終了
- セキュリティアップデートは継続して更新中
- Apple storeや正規サービスプロバイダでの修理可能
- 携帯会社との契約で使えなくなることは今のところない
- 普段使いには動作などに支障が出ていて使いにくいことがある
- wi-fi環境下でYouTubeやゲームなどに限定して使う分には問題ない
参考までに、Appleにとっては修理して長く使ってもらうことは環境への取り組みの1つにもなっているようですね。