印刷コストをグッと抑えられるキャノンのインクジェットプリンター、ギガタンク搭載のG5030のレビューです。
仕事で大量に印刷するので印刷コスト重視で、さらに2種類以上のサイズをセットできることを条件に選んだ結果、G5030にたどり着きました。
- 印刷コストが安い
- 大量に印刷できる（100枚以上）
- 2種類以上のサイズをセットできる
インクカートリッジ式のプリンターは安いものが多いですが、インクがすぐになくなって結局高いカートリッジ代を払うことになるのが今まででした。
ギガタンク搭載のG5030は印刷コストを大きく抑えることができるので本体が少し高くてもすぐに元が取れます。
そして大量印刷も可能。仕事に大活躍してくれています。
G5030スペックレビュー
G5030のスペックについてのレビューをまとめておきます。
印刷コストが安い！
何と言ってもこのG5030はタンク式なのでインク代が衝撃的に安いのです。
年賀状印刷で使うような家庭用でカートリッジ式プリンターと比較すると１／２０～１／３０の安さ。
詳しくはこちらの記事で書いたのでぜひ参考にしてください。
・【モノクロ】 約0.4円
・【カラー】 約0.9円
1度に100枚の印刷ができる！
G5030は手差しの後トレイに100枚、前面のカセットに250枚の普通紙をセット可能！
毎日ちょこちょこ印刷してますが、週に1度100枚くらいバーっと印刷する時があって最低でも100枚ストックできるものが欲しかったのです。
・【普通紙】 後トレイ100枚／カセット250枚
・【郵便はがき】 40枚（後トレイのみ）
2種類の用紙をセットできる！
G5030は後トレイと前面のカセットで2種類の用紙がセット可能です。
本当は3種類セットできるのが一番良かったのですが、お手頃な価格帯ではありません。最低でも2種類の用紙をセットできれば、あとは段取り替えして使います。
・後トレイ
・前面カセット
A6の印刷ができる！
A6サイズってあまり印刷しないですよね。
定形サイズとして登録されているプリンターもなかなかありません。
G5030もやはり定形サイズでは登録されておらず、「非定形（ユーザー定義）サイズ」として自分で設定すればA6が印刷できることがわかりました。
A6サイズ【105×148mm】は後トレイでの対応が可能です。（カセットでの対応は不可。）
【後トレイ】
- 最小サイズ：55.0 x 89.0 mm
- 最大サイズ：215.9 x 676.0 mm
【カセット】
- 最小サイズ：148.0 x 210.0 mm
- 最大サイズ：215.9 x 297.0 mm
参考に定形サイズはこちら。
レター、リーガル、A5、A4、B5、KG/10x15cm(4x6)、13x18cm(5"x7")、7x10、六切/8"x10"、L判、2L判、スクエア 89mm、スクエア 102mm、スクエア 127mm、はがき、往復はがき、商用10号封筒、DL封筒、長形3号、長形4号、洋形4号、洋形6号、名刺(55x91mm)
※キャノンの商品一覧からプリンター仕様を確認するより、Q&Aで確認した方が載っていないサイズが載っているので良いと思います。
【インクジェットプリンター】使用できる用紙について (G5030)
フチなし印刷ができる！
フチなしのおしゃれな年賀状もできます。
今まで使っていたMAXIFY（MB5330）という機種はこれができませんでした。
今年ちょうど年賀状をやめたんですけどね、、、復活するかな？
名刺サイズが印刷できる！
名刺印刷もMAXIFYではできませんでした。
今まで名刺は印刷会社に頼んでいたのですが、最近は自分でデザインして作っています。
参考までに、名刺デザインをするならWEB上で簡単につくることができるcanvaがおすすめです→https://www.canva.com/ja_jp/
コピーとスキャナーは要らない！
G5030はコピーとスキャナー機能はありません。
そのおかげでコピーとスキャナー機能付きのG6030と比較して8000円くらい安くなります。
僕の場合、使うとしても出番は年に１～２回。どうしても必要になったらコンビニで済ませようと思います。数10円でできますからね。
印刷スピードは速くなくてオッケー！
100枚印刷すると言っても超高速で100枚欲しいということではないので、ゆっくり印刷してもらっていいのです。
・【モノクロ】 約13.0ipm
・【カラー】 約6.8ipm
※ipm：1分間に印刷する枚数
実際ゆっくりな印刷とは思いませんし、必要な時には印刷は終わっていますのでまったく問題ありません。
使用感レビュー
実際に仕事で使用していますので使用感についてレビューしていきます。
解像度は十分！
黒の小さくて細い文字でも、濃い色で滲みも少なく印刷できています。普通だと思います。
仕事以外で絵や写真を何度かカラー印刷しましたが、これで十分です。小学校から「小さいころの写真を持ってきてください」というような時にも使わせてもらっていますが問題ありません。
印刷音は普通です！
印刷中の音は普通で特に気になるものではありません。
高音域で「ウィーンウィーン」と動くのではなく、小さい音で「シャッシャッ」と動く感じです。今考えるとMAXIFYがうるさかったんだなと思います。
液晶モニターは見にくい！
液晶モニターはモノクロで文字が2行分しか表示されません。超簡易的です。
バックライトもないのでちょっと暗いとよく見えませんし、明るければ明るいで表示面が反射して見にくいです。
液晶モニターはカラー表示やタッチパネルではなくても良いので、もう少し見やすいとうれしいですね。
設定を頻繁に変えて使う人には、少し不満が残るところだと思います。
残量窓はわかりやすい！
インクの残量は正面から常に見えているので、突然残量が少ないと警告されてドタバタすることはありません。
その他
表面はシボ加工でザラザラしています。光沢のあるツルツルな表面より汚れや傷も目立たないので、僕はこっちが好きです。
外形サイズ（横幅×奥行き×高さ）は約403×369×166（mm）。一般的な家庭用プリンターでは幅400mmを切るものもありますが、G5030が特別大きいと感じることはありません。
まとめ
キャノンのインクジェットプリンター、ギガタンク搭載のG5030のレビューでした。
印刷コストをここまで下げられたのは本当に助かります。在宅ワーク用でも使えますし、写真や絵など家庭用にも画質をそこまで求めないなら十分だと思います。
元々使っていたプリンターMAXIFY（MB5330）が壊れた話はこちらから。
