皆さん『ホヤ』という生き物を食べたことはありますか?
お店ではこんな感じで売られています。
こんなにグロテスクな『ホヤ』ですが、最高にうまい酒のつまみなんです。
調理と言っても、切って酢と醤油をかけるだけで超簡単。
値段もホヤ1つ100円〜150円の安さです。
潮の風味がクセになるんですが苦手な人もいるかもしれません。お酒を嗜む人ならきっと大丈夫だと思うんですけどね。
さてそんな酒のつまみになるホヤの食べ方をさばくところから紹介していきます!
ちなみにウィキペディアによると『ホヤ』は
海底の岩などに固着し、植物の一種とさえ誤認されるような外観を持つ。成体は、脊索動物の特徴である内柱や鰓裂をはじめ、心臓、生殖器官、神経節、消化器官などをもつ。脊椎動物に近縁であり、生物学の研究材料として有用。
根っこのような物があるので確かに植物みたいで不思議な生き物です。
ホヤの捌き方
準備するものは
- 包丁
- まな板
だけ。
またホヤは鮮度が大事。
新鮮なホヤはあまり臭わないが、鮮度落ちが早く、時間が経つにつれて金属臭もしくはガソリン臭と形容されるような独特の臭いを強く発するようになる。冷たい海水に浸しておくと鮮度が落ちにくい。首都圏で出回るものは鮮度が悪く全体に独特の匂いが強まっており、好き嫌いが分かれる要因のひとつとなっている。
長手方向に切れ目を入れる
包丁で長手方向に切れ目を入れます。
ここで注意するのは「シンクの中」でホヤを切ることです。
切れ目が入った途端に中から水が吹き出すので気をつけましょう。
切れ目を入れ終わったところ。
中身を取り出す
中から引っ張り出します。
根っこ側は簡単に取れますが、反対側が取れ難い場合があります。力ずくで引きちぎりましょう。
内臓を取り除く
黒っぽい内臓を取り出します。
我が家では気になるので黒い筋のところも取り除いてます。
水で付着物を洗い流します。
ひと口サイズにカット!
最後はひと口サイズに切ってお皿に取り分けましょう。
ホヤの食べ方
最後に酢と醤油をお好みで入れて完成です!
ぷりっぷりのホヤを味わいましょう!
さいごに
今回ホヤをさばくところをわざわざ記事にしたのは東京に住む両親が、「食べ方がわからないので買ったことがない」と話していたからなのです。
捌き方を教えたあとすぐに『ホヤ』を探しに店を3件回ってどこも置いてなかったそうです。。。
古くからホヤの食用が広く行われ多く流通するのは主に東北地方北部沿岸の三陸地方。水揚げ量の多い石巻漁港がある宮城県では酒の肴として一般的である。また北海道でも一般的に食用の流通がある。多いのはマボヤであり、アカボヤの食用流通は北海道などであるが少ない。東京圏で食用が広まり多く流通するようになったのは近年である。中部地方以西・西日本各地では、2016年時点においてもなお極少ない。
ということで、東京でも場所によるんだと思います。
とにかくお店でホヤを見かけることが出来たらラッキーですよ!
是非お試しください!
そうそう、我が家でも入荷していなくて買えないことがあって、ネットでパックを買うこともあります。
届いたら即冷凍。
食べるときに解凍して酢と醤油をかけるだけ。簡単に味わえて何より新鮮なうちに加工されているのでハズレがないです。こちらもおすすめ!