皆さん熊本名産の『馬レバ刺し』をご存知ですか?
その名の通り「馬のレバーの刺身」のことです。
塩とごま油で食べるのが最強で最高です。
見た目はぷりぷりしていて食感は少しだけ歯応えがあってこりこりしています。
僕の中では酒のつまみの最高峰ですね。
熊本の名産には『馬刺し』がありますが、『馬レバ刺し』まで言える人は少ないのではないかと思います。
今回その馬レバ刺しを、熊本に来たなら必ず食べて帰ってほしいので、紹介させてもらいます!
熊本県民でも『馬レバ刺し』を食べられなくなった?
ちょうど僕が熊本に引っ越してくる前(6年前)までは、近所のスーパーで馬レバ刺しを普通に買えていたんです。
熊本は妻の実家で年に一度帰省した時には買っていたのを覚えています。
それが引っ越してきてからは全く見かけることがなくなってしまいました。
ただ無くなってしまった訳ではないので、ご心配なく。馬肉を扱っている居酒屋に行けば大体馬レバ刺しも置いてあるので食べられますよ。
なぜ『馬レバ刺し』がスーパーから消えたのか?
馬レバ刺しが近所のスーパーから姿を消した理由は牛のレバ刺しにあるようです。
牛レバ刺しの販売・提供禁止
当時、牛の生肉(ユッケ)やレバーが原因とされる食中毒が頻発してテレビでも話題になっていました。
特に牛レバーはレバー内部にもO157などの大腸菌が入り込むため生で食べる場合に取り除くことができない、という事が判明。
平成24年7月から、食品衛生法に基づいて、牛のレバーを生食用として販売・提供することを禁止
※出典:牛レバーを生食するのは、やめましょう(「レバ刺し」等)
したのです。
馬レバ刺しは禁止されていない
馬肉は過去の調査でO157などの病原体による汚染が検出されたことがないのだそうです。
ウィキペディアにも記載がありました。
ウマは、反芻動物ではないため、大腸菌O157のリスクも低いとされ、カンピロバクターの感染リスクも低いという報告もある。また、奇蹄類であり、発症例から口蹄疫のリスクは低いとされている。
※出典:馬肉 - Wikipedia
とても危険なO157などは確認されていませんが、食中毒は起きているようなので、絶対に何も起きないというわけではないようです。
牛レバ刺しが禁止されて馬レバ刺しが注目された
そこで『馬レバ刺し』の登場です。
牛のレバ刺しに代わるものとして脚光を浴び全国に馬レバ刺しが流通しました。
その結果、
- 熊本県内に残る馬レバ刺しが減った。
- 値段が高くなって地元の人には売れなくなった。
これが馬レバ刺しがスーパーから姿を消した理由なのではないか、僕と妻、義父母はそう思っています。(実際のところはわかりません。悪しからず。)
でも牛レバーが禁止になってから時を同じくして馬のレバーを見かけなくなったのだから、そう思うのも当然ですよね?
『馬レバ刺し』はどこで食べられるのか?
居酒屋に行く!
熊本城にほど近いエリアにアーケード街があってその辺り一帯が繁華街になっています。「銀座通り」や「下通り」と呼ばれるエリアです。
Googleで「熊本 銀座通り 馬レバ刺し」とか「熊本 下通り 馬レバ刺し」と検索すればたくさんのお店が出てくるので、たぶん食べられないということはない思います。
僕のおすすめはここ。大衆居酒屋「おはこ」です。
熊本に来てからまだ3回しかこの繁華街で飲み歩いたことがありませんが、初回を除いて2回お邪魔しました。落ち着いた雰囲気なのが好きで料理もうまいし酒もすすむすすむ。
もちろん馬レバ刺し最高。また行きたいなぁ。
(ページの一番上にある馬レバ刺しの写真はここで酔っ払って撮ったものです。)
ネット通販で買う!
熊本に行く予定なんてないよ!という方は通販で売ってます。
まずは少量で試してみてくださいね。
原産国:メキシコ、加工地:長野県 らしいですが。。。
さいごに
この記事を書いている間にも馬レバ刺しのあの風味がよみがえってきて生唾が止まりません。
また馬レバ刺し食べたい!!そして飲みたい!!!